能登地震被害、3県で2・6兆円

政府推計、住宅耐震化進まず

  •  川でくんだ水を運ぶ井端久子さん(77)。夫と暮らす自宅は応急危険度判定で「危険」を示す赤い紙が張られた。地震で柱が傾き壁はひび割れ、津波が床下まで襲った。「余震で自宅が崩れないか心配。でも、昼夜関係なく歩き回る夫が迷惑をかけると困るから」。認知症の夫との避難所生活は一晩で諦めた=25日午後
  •  月例経済報告の関係閣僚会議に臨む岸田首相(左から2人目)=25日午後、首相官邸

 政府は25日、能登半島地震で損壊した住宅や工場、道路などの被害額が石川、富山、新潟の3県で1兆1千億~2兆6千億円程度に上るとの推計を発表した。住宅の耐震化が進んでいないこともあり被害が広がったと判...

残り 528 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事