在宅避難者の実態把握に遅れ

能登地震被災6市町、支援不十分

  •  平井千里さん(52、左)は空き家となっていた母正子さん(84)の実家で寝泊まりを始めた。2人で住んでいた自宅は地震で被害を受け、もう住めないと判断。この家も応急危険度判定で「危険」とされたが「ここにはプライバシーがあるし、テレビもある。揺れが来たらすぐ飛び出せるよう心構えしている」。一方、正子さんは日中をここで過ごし、夜は「安心して眠ることができる」と避難所に帰る生活を続ける=26日午後、石川県輪島市
  •  能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市で、支援物資を求め列をなす人たち=26日午前

 能登半島地震で被災後、避難所ではなく自宅で暮らし続ける「在宅避難者」の人数などの実態を、石川県珠洲市や輪島市など6市町が把握できていないことが26日、分かった。避難所での対応や2次避難の調整などに人...

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