鳥取公演へ練習大詰め 鹿野ふるさとミュージカル「音楽劇さくら姫物語」

 今年で37回目を迎える鹿野ふるさとミュージカル鳥取公演の練習が、大詰めを迎えている。今年の公演は「音楽劇さくら姫物語」で、9年ぶり12回目の上演となる。「さくら姫物語」は、同ミュージカルの不朽の名作で、地域に古くから伝わる桜姫伝説を題材にしたはかなくも美しい恋の物語。

 練習は毎週金曜と土曜日の夜、鳥取市鹿野町鹿野の町農業者トレーニングセンターであり、10人の子役を含む30人が猛練習に励んでいる。今月13日が初の通し練習で、自分の演じる場面・役割を確認しながら真剣に取り組んでいた。

 公演当日は、約25人のコーラス隊と、生オーケストラが出演するほか、米子市のミュージカル劇団ゆめのメンバーなども出演する。

 今回初めてミュージカルに関わり、主演のさくら姫を演じる町内在住の山本三華さん(27)は「初挑戦でとても緊張している。メンバーの皆さんに助けてもらいながら、鹿野を盛り上げていけるよう頑張りたい」と話した。

 町内での公演を楽しみにしているファンが多いが、今年は鳥取市民会館で公演する。

 ◇ミュージカルは2月25日午後2時開演。前売りチケットは、一般=1500円(当日1800円)、高校生以下=千円(同1300円)。同町内の公共施設などで販売している。問い合わせは、鹿野町民音楽祭実行員会(info@shikano.net)。

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