生徒が考えた献立提供 倉吉市内の小中学校給食 市長も生徒らと一緒に堪能

 全国学校給食週間(24~30日)に合わせて倉吉市内の小中学校で30日、児童生徒がオリジナル献立を考える「チャレンジ!あなたも栄養士!」で最優秀賞に輝いた倉吉東中3年の中嶋まいあさん(15)が考案したメニューが提供された。同校に広田一恭市長が訪れ、中嶋さんが考えた給食を生徒らと一緒に堪能した。

 学校給食に親しんでもらおうと、同市が毎年開催。市内の小中学校全17校で24~26日と29、30日の計5日間、受賞した5種類の献立が提供された。

 中嶋さんは、鳥取の自然をイメージした「鳥取の海と山のランチ」を考案。山陰沖で取れたタコを使った「たこめし」、「あごちくわの磯辺焼きとさつまいもの天ぷら」、シイタケやシメジなどの「きのこのコンソメスープ」の3品で、旬の県産食材や特産品をバランス良く取り入れた点が高く評価された。

 表彰式の後、広田市長は給食を味わい「古里を思い出す。生徒らの青春の一ページになる」と太鼓判を押した。中嶋さんは「鳥取の海の香りや山の澄み切った空気を想像しながら食べてほしい」と喜びを語った。

 その他の受賞者は次の皆さん。

 優秀賞=松原蓮奈(小鴨小6年)原田真太郎(北谷小6年)田村莉菜(上北条小6年)妙泉実緒子(倉吉西中2年)

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