8月の猛暑や台風10号など厳しい天候が続いた影響で全国的に野菜全般が品不足となり、鳥取県内のスーパーなどでも高値となっている。ネギは例年の倍以上に高騰、レタスや白菜なども高値が続いている。11月以降に秋冬の野菜が出始めるまでは、高止まりが続く見込みで、関係者は頭を悩ましている。
卸売業者の鳥取中央青果(鳥取市南安長2丁目)によると、暑さで枯れるなどの被害が目立ったネギは、仕入れ値が例年の倍以上になった。ナスやキュウリ、トマトも猛暑が生育に影響を及ぼし、高原野菜の白菜やレタスなどは、暑さに加え産地が大雨となり根腐れなどが発生。野菜全般が品薄状態だという。