カニが当たるカプセル自販機 米子鬼太郎空港に登場

 カニの水揚げ日本一の境港市にある米子鬼太郎空港に2日、ゆでガニなどカニに関連した商品が当たるカプセル自販機がお目見えし、空港を訪れた人たちが運試しに挑戦した。29日まで。

 

 2月は空港利用者が少なく、にぎわいにつなげようと米子空港ビル(飯塚弘衛社長)が初めて企画。1日50個のカプセルを用意し、地元水産会社が厳選したベニズワイガニ3匹や松葉ガニせんべい、カニだしドレッシング、カニ爪ボールペンなど11個の当たり券が入っている。

 カプセル自販機は毎日午前10時、2階出発ロビーに設置。参加は1回500円で1人1日1回とし、当選者を含む参加者全員に空港で使える500円分の商品券を贈呈する。

 初日は飯塚社長が「飛行機を利用する人もしない人も空港を訪れて楽しんでほしい」とあいさつ。ゆでガニを納入する丸八水産(境港市福定町)の浜口靖社長が「朝揚がった一番品質のいいカニを届ける」とアピールした。

 埼玉県の実家に帰省するため空港を訪れ、カニみその加工品を当てた松江市の白浜里泉さん(32)は「うれしい。空港に来るのが楽しみになる」と喜んだ。

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