県警特別派遣隊が報告 石川・珠洲で支援活動

 能登半島地震で石川県に派遣されていた鳥取県警の四つの特別派遣部隊が13日、県庁で平井伸治県知事に現地での活動を報告した。

 県警は1月4日から広域緊急援助隊や緊急災害警備隊などを派遣。被災地で安否不明者の確認や防犯指導、交通規制などに従事した。

 援助隊警備部隊の矢代光警部補は、珠洲市で約180人の安否を確認したことを報告。主に交差点での信号操作を行った援助隊交通部隊の石本晃一警部補は「部隊が直接関わったわけではないが、災害派遣関係車両を優先させ、それぞれの活動をスムーズに実施するための交通規制の重要性を認識した」と話した。

 平井知事は「皆さんの力を持って被災地での対策が軌道に乗り始めてきたと思う。これからも息の長い対策をしていただきたい。われわれも警察との垣根を越えて安心安全を図っていきたい」と話した。

(竹内涼子)

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