「日本海新聞ふるさと大賞２０２３」の日南町の部表彰式が１１日、同町役場で開かれ、地域貢献賞１団体、スポーツ文化功労賞１人が表彰された。
地域貢献賞を受賞したのは「亀山公園保存会」（田辺真幸会長、１３５人）。下石見と三吉の両自治会を母体に発足し、下石見にある亀山公園の環境整備をしている。ツツジが咲く季節には、公園内に電飾を飾り付け、訪れる人の目を楽しませている。
スポーツ文化功労賞は、ソフトテニスの久代実和さん（１８）＝米子松蔭高３年＝が選ばれた。全国高校総体女子ソフトテニスの部の個人戦で４回戦進出（ベスト６４）を果たした。また、第７８回皇后賜杯全日本ソフトテニス選手権にも鳥取県代表として出場した。
表彰式には、中村英明町長や日本海新聞ふるさと創り事業団の篠原天理事、地元の販売店主らが出席。
中村町長が「保存会の皆さんには、これからも地域の楽しみにつながるように継続して活動してほしい。久代さんは小学生のころからの不断の努力が実を結んだ。町の誇れる人材だ」と祝辞を贈った。
受賞者を代表して田辺会長が「今後も、公園を維持、もり立てていく活動を、みんなで続けていきたい」と謝辞を述べた。
