「この現実を世の中に伝えて」能登を一歩離れると「普通」の暮らしが広がるという罪悪感

能登出身記者が思い返す、故郷の美しい風景と“語り部”の言葉

  •  記者が目の当たりにした地震後の能登の町並み=1月11日、石川県珠洲市
  •  地震発生当日の倒壊した祖母宅=1月1日、石川県志賀町
  •  情報を書き込み、現場の記者に共有した地図
  •  自習する県立七尾高校の受験生(右は担任の教諭)=1月7日
  •  写真家の西條聡さんらが制作したチャリティーカレンダー(西條さん提供)

 石川県能登町や七尾市で小学校から高校までを過ごした。祭りが豊かな能登町、輪島市の海に沈む美しい夕日、カキを食べた穴水町、吹奏楽コンクールや模試で訪れた珠洲市。それぞれの地域が日常の思い出と結びついて...

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