「敵国の言葉なぜ学ぶの?」逆境の中でロシア語専攻の道を選んだ学生に聞いてみた

ウクライナ侵攻開始時には高校生、周囲から冷たい反応も

  •  取材に応じた神戸市外国語大ロシア学科の左から、福田拓人さん、菊田暖音さん、下野江翔平さん、土井真理奈さん=2024年2月21日、神戸市
  •  神戸市外国語大学=2023年4月(同大提供)
  •  「ロシア語と英語を使って情報を発信し、平和に少しでも近づけたら」と語る下野江翔平さん(右)=2024年2月21日、神戸市
  •  ロシアの音楽の魅力に気づいたという土井真理奈さん=2024年2月21日、神戸市
  •  ウクライナ侵攻について意見を述べる福田拓人さん=2024年2月21日、神戸市

 ウクライナ侵攻から2年が経過した。日本社会にはロシアに対する非難めいた論調や嫌悪感が色濃くある。ロシア語専攻の学生らの多くも、「なぜ敵国の言語を学ぶのか」と心ない言葉をかけられるなど、風圧の強まりを...

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