「もう限界です」残業207時間、100日休みなし…若手医師は命を絶った

上司は「俺は年5日しか休んでいない」と説教、医者の「働き方改革」は可能か

  •  亡くなった「甲南医療センター」の医師高島晨伍さん(遺族提供)
  •  高島晨伍さんが生前身に着けていた白衣を手にする母親の淳子さん=2024年2月、大阪府
  •  医師の働き方改革についてのアンケート結果
  •  息子の遺影を手に、大阪地裁へ向かう高島淳子さん(中央)=2024年2月、大阪市

 2022年2月ごろ、大阪府の高島淳子さん(61)は、1人暮らしの次男・晨伍(しんご)さんの様子に異変を感じた。息子は医師。神戸市にある「甲南医療センター」の消化器内科に勤務し、毎日、自宅を早朝に出て...

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