地域の人と元気いっぱいに 「だるま運び」と「障害物―」競争 気高・逢坂小でミニ運動会

 鳥取市気高町山宮の逢坂小(岡本千鶴校長)で、「ふれあいミニ運動会」が開催された。全校児童20人と逢坂地区住民4人、市教育委員会の2人が参加して2種目を競い、元気いっぱいのパフォーマンスに大盛り上がり。表彰式では、子どもたちが地域住民にメダルをかけてもらい、誇らしく満面の笑みが会場を包んだ。

 同校では地域学校協働生活推進員の山田節子さん(60)と児童が、年11回の月遊びを企画。児童と地域をつなぎ、地域の人に育ててもらうことを目的にしており、今回は5年生と企画して本年度最後の開催となった。

 種目は「だるま運び競争」「障害物・借り物・借り人競争(ネットくぐり、札に書いてある物・人を借り、跳び箱を跳び、平均台を歩きゴールに向かう)」。6年生の山本佐為君は「毎月、いろいろな月遊びをしてくださり楽しかった。最後だけどいい思い出になった」と満足そう。

 岡本校長は「地域の方が、本校の応援団としていつも関わってくださる。子どもたちも楽しみ、思い出の一つになっている。感謝しています」と話した。

 推進員の山田さんは「少人数だからこその取り組みです。地域の人たちが、親も子も逢坂の宝と思い育てています」と思いを語った。

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