漫画ができるまで ネームや完成原稿 ほし・うさぎさん個展

 米子市東八幡の漫画家、ほし・うさぎさんの作品展が同市上新印の春日地区交流館「かすがの郷」で開かれている。イラストや漫画原稿など約80点が展示され、来場者の目を引いている。26日まで。

 ポップでかわいいイラストをはじめ、2020年「週刊少年チャンピオン」オリジナル作品賞を受賞し、デビュー作となった「のの子めし」のネーム(絵コンテ)や完成原稿などを展示。漫画原稿は全てアナログ制作で、細部まで丁寧に描き込んでいる。

 ほし・うさぎさんが漫画家を目指したのは、ネットニュースで自殺者が多いという記事を見た17歳の時。人間関係で落ち込んでいた中学時代、週1回発行される「少年ジャンプ」が生きる力になった。

 「『1週間頑張って生きよう』と思ってもらえるような漫画が描きたいと独学で始めた」とほし・うさぎさん。作品展では「漫画が出来上がる経過を見て楽しんでほしい」と話した。

 展示は午前10時~午後4時。

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