ユーチューブなどで人気の対話型ゲーム「カタシロ」を映画化した「カタシロReplica」が東京・新宿のテアトル新宿で6月21日に公開。原作者で映画にも出演するユーチューバーのディズムは「ゲームのことを全く知らない人にこそ見てもらいたい」と話す。
「カタシロ」は進行役とプレーヤーの会話によって物語が展開していく「TRPG」と呼ばれるゲームの一種。プレーヤーは記憶喪失の患者となり、進行役が演じる医師の質問に答えながら、自分が何者なのかを探る。
質問の答えにプレーヤーの人となりが色濃く反映されることから「他人のプレーを“観戦”するのが楽しい」と話題に。ディズム自身が進行役を務め、有名バーチャルユーチューバーらをプレーヤーに迎えた動画が多数制作されている。
映画は1週間の限定公開。俳優の毎熊克哉、お笑いタレントの千原せいじら7人のプレーヤーが登場する作品を日替わりで上映する。注目はギャルタレント・みりちゃむの出演回だ。ディズムは「ギャルマインドに圧倒された」と振り返った。
「カタシロ」以外にも、さまざまなTRPGのシナリオを手がけているディズム。「TRPGは一般的なゲームに比べてプレーの自由度...