SKY―HIが堤監督でドラマ初企画 BMSGの10代で描く「無軌道さと疾走感」

  •  SKY―HI
  •  イベントに登場したSKY―HI(左端)と堤幸彦監督(右端)とドラマの出演者ら
  •  「ゲート・オン・ザ・ホライズン GOTH」(C)フジテレビ
  •  イベントに登場した(左から)TAIKI、RUI、KANON

 ラッパーでプロデューサーのSKY―HIがFOD配信の「ゲート・オン・ザ・ホライズン GOTH」(全8話)で初めてドラマの企画に挑んだ。自身が率いる事務所「BMSG」の10代のアーティストが主演し、「池袋ウエストゲートパーク」を手がけた堤幸彦が監督を務める「青春ドタバタもの」だ。

 取材に応じたSKY―HIは「若者特有の無軌道さと疾走感で成立するカオスな感じが表現できた」と胸を張った。

 沖縄を舞台に、RUI、TAIKI、KANONの3人が演じる男子高校生が不良たちの抗争に巻き込まれる物語。東京出身の少女がもたらすミステリーも見どころだ。

 ドラマを企画したきっかけは2021年のオーディションで出会ったRUIらの存在。ささいなことで不安になったり、団結したりする「感情のせわしない」彼らの姿は「尊い青春」そのもの。SKY―HIは「映像に残したい」と、使命感を覚えたという。

 目指したのは「池袋―」のような「猥雑さ」。若者の群像を描く作品が少なくなったと感じる現代で「すべての10代と、かつて10代だったすべての人の心に火をつける」ような仕上がりになったと自負する。

 「音楽もドラマも、日本のエンター...

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