絶滅した飛べない鳥ドードー、今も心に生きる

祖先と自然に重ね、「境界から」㉔モーリシャス

  •  ラゲッセのアトリエにはさまざまな色合いや構図のドードーの絵が並ぶ。妻のキャロルは「彼との日々はとってもカラフル」と語る=2024年2月、モーリシャス(撮影・中野智明、共同)
  •  モーリシャス沖で船に乗る漁師。重油流出で長期休業し別の仕事を探したが「結局みんな海に戻ってきた」とナイケンは話す=2024年2月(撮影・中野智明、共同)
  •  モーリシャス

 インド洋に浮かぶ常夏の島にはかつて、ずんぐりした“飛べない鳥”がいた。外敵がいないため翼が体に比べて小さくなり、地面をとことこ歩いて豊かに実る果物をついばみながら、のどかに暮らしていた。人間が船で渡...

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