米子ガスグループ(米子市旗ケ崎)は19日、地域貢献活動の一環として、米子高専(同市彦名町、山口利幸校長)に寄付金を贈呈した。
同グループは創立90年を迎えた2020年から毎年、海外派遣学生への支援やグローバル人材育成に役立ててもらおうと同校に寄付を行っている。
贈呈式は同校で行われ、米子ガスの角田章社長が山口校長に目録を手渡した。角田社長は「たくさんの学生が世界を知るきっかけになればうれしい」とあいさつ。山口校長は「コロナ禍で学生の海外派遣が低調な時期もあったが、これからは増やしていきたい。世界で活躍し社会の役に立つ人材を育てたい」と感謝した。
同社はこの取り組みを継続的に実施していく意向。昨年は寄付金を活用し学生1人がメルボルン(オーストラリア)へ短期留学し、語学研修や環境活動を行った。