情報の伝え方実践 県警察学校で新人受講

 新日本海新聞社が取り組む「社会人のための新聞講座」が18日、鳥取市伏野の鳥取県警察学校であった。今春入校した新人警察官16人が、新聞の特性や身に付く力などについて学び、オリジナル新聞を制作して情報発信の必要性を実感した。

 ビジネスに新聞の活用を図る取り組み(NIB)の一環として開催した。講師は本紙読者センターの担当者が務め、効率よく情報収集できる飛ばし読みの手法や地域ニュースがコミュニケーションの手段に役立つといったメリットを説明した。

 新聞制作のワークショップは4班に分かれて実施。「防犯」をテーマに事前に切り抜いた記事を見やすくレイアウトし、題字を考えて防犯や交通安全を呼びかける内容に仕上げた。

 参加した副総代の田中陽菜さん(25)は「地域面はよく読んでいたが、新聞作りに向けて他の面もじっくり読んだ。改めて犯罪や防犯への意識が高まった」と振り返った。(松田博美)

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