ごみ収集事業者に困惑が広がっている鳥取中部ふるさと広域連合の中間処理施設「ほうきリサイクルセンター」の処理手数料改定について、関係団体が県中部1市4町の6月定例会に料金改定の見直しを求める陳情を提出した。「不採択」は1町のみで、2市町が「採択」、1町が「趣旨採択」と、一定の理解を示した格好だ。陳情は28日の連合議会にも提出されており、関係者らは“本丸”での審議の行方に気をもんでいる。
料金改定は老朽化している同センターの維持管理費の確保が目的で、今年10月から2026年4月にかけて3段階で持ち込み分の処理手数料を引き上げる。最終的には現行の2・4~2・5倍となるため、ごみ処理を請け負う事業者は取引先との価格交渉が避けられない状況となっている。