木銃構え、突き「楽しい」倉吉北高で銃剣道授業

 倉吉北高(倉吉市福庭町1丁目)で6月25日、同校では初となる銃剣道の授業があった。スポーツ類型コースの3年生21人が、鳥取県銃剣道連盟の指導で銃剣道を体験した。

 同コースはスポーツ理論や健康科学などを専門的に学ぶ。今回は幅広くさまざまなスポーツを知り、視野を広げてもらおうと、週に4こまある専門授業のうちの2こまを銃剣道に充てた。銃剣道を高校の授業で取り入れることは全国的にも珍しく、県内では2例目。

 同連盟の瀬尾憲次理事長ら4人が基本的な構えや足さばき、突きを指導。生徒は木銃を腰骨の位置に構え、前後左右に足を動かし、落ちてくる風船を突くゲーム形式の練習や、用具を装着した指導者に木銃を突き出す実践的な練習で和気あいあいと体験した。

 初めての銃剣道に西大稀さん(17)は「銃剣道というスポーツを知るきっかけになった。やってみたら楽しく、今後の身になる経験だった」と笑顔で振り返った。

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