【ぷらっとTOKYO】原宿の新施設「ハラカド」流行の中心でゆったり時間

  •  東急プラザ原宿「ハラカド」=東京都渋谷区
  •  活気あふれる竹下通り=東京都渋谷区
  •  ハラカドの屋上テラス。気軽に腰を掛けられるスペースが多い=東京都渋谷区
  •  ハラカドの屋上テラスからの景色=6月26日、東京都渋谷区
  •  雑誌の図書館「COVER」とプロデュースを担当する柴田さん=東京都渋谷区

 ファッションやスイーツなど流行の最先端地となってきた原宿は、新型コロナウイルス禍が収束し、ますますにぎわいを増している。今年4月にオープンした商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」で、ゆったりとした時間を過ごした。

 JR原宿駅から、まずは若者に人気の竹下通りへ向かう。さまざまな国から訪れた観光客らがあふれ、インバウンドの勢いは過熱模様。少し気おされ「モーツアルト通り」と名付けられた静かな裏道などを使い、明治通りへ抜けていく。

 神宮前交差点に面し、新たな原宿のランドマークになりそうなハラカドは、スタイリッシュな外観の中に横町風の飲食店など個性豊かな75店舗が出店している。

 気ままに腰を掛けられるスペースが多いのが特徴で、7階屋上テラスにはおしゃれな庭園空間に椅子やベンチが多数設置されている。飲食店フロアのテイクアウト商品を持ち込むこともでき、コーヒーを片手に交差点を見渡し、途切れることのない人の波を眺めながら一息入れる。

 レトロな表紙の並びに好奇心をくすぐられた穴場スポットが、2階の雑誌の図書館「COVER」だ。出版社の提供や個人が寄贈した1960年代から現在の最新号まで、あらゆるジャ...

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