懐かしの童謡100曲 園児や団体、600人歌いつなぐ

 童謡唱歌を歌いつなぐ「第32回童謡唱歌100曲マラソン」(実行委員会、鳥取市主催)が、鳥取市のとりぎん文化会館で開かれた。県東部の幼稚園児やコーラスグループのメンバーなど29団体計約600人が出演。なじみ深い童謡唱歌をはつらつと披露し、100曲を歌いつないだ。

 唱歌「ふるさと」の作曲家・岡野貞一ら鳥取が輩出した音楽家を顕彰し、童謡唱歌の普及や合唱団体の親睦を深めることを目的に1990年に始まった。

 「靴がなる」や「犬のおまわりさん」「まっかな秋」など親しみのある曲が披露され、観客は口ずさみながら懐かしさに浸り、最後は全員で「ふるさと」を大合唱した。小道具を使ったり、振り付けを交えたりと創意工夫を凝らした演出もあった。

 「赤い靴」などを歌った、みずばしょうコーラスの倉見和枝さん(75)=鳥取市=は「観客が拍手などの反応をくれたのがうれしく、“歌っていいな”と改めて感じた。子どもたちの出演が多かったのもよかった」と話した。

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