松岡昌宏「自分流でいられない緊張感がある」 WOWOWドラマ「密告はうたう2 警視庁監察ファイル」

  •  「仕事の息抜きは、お酒を飲みながら知り合いと話すこと」と話す松岡昌宏
  •  松岡昌宏
  •  松岡昌宏=東京都港区
  •  「連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル」より

 警察内の不正を取り締まる警視庁人事1課の内部捜査を描くWOWOW「連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル」(11日スタート、日曜夜、全8話)で、前作に続き主演する松岡昌宏。「どんなに難しい話でも現場ではフランクにやるのが自分のスタイルですが、それを唯一できないのがこのドラマ。とても緊張感がある」と語る。

 演じる警部補、佐良正輝は元々捜査1課だったが、前作で後輩刑事を殉職させてしまい人事1課に異動した。今作ではその2年後、捜査情報が何者かによって漏えいしていると密告が届く。佐良たちはやがて「組織の陰謀」にたどり着き、後輩が殉職した事件の核心に近づいていく。

 警察官を相手に、尾行や張り込みという過酷な捜査をこなす佐良に「同じ状況になったら自分は『無理です』と言います。演じていると、地縛霊に乗り移られるような、精神的にやられてしまうような重さのある作品」と感じたという。

 一方で、佐良の上司、能馬慶一郎役の仲村トオルについて「われわれの世代は仲村さんたちを見て育っていますから、そういう人と一緒にせりふを交わせる、同じ空間で同じ照明を浴びながら芝居ができる喜びがある」と目を輝かせた。...

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