素早く泳ぐアユ 夢中で追いかけ 園児、つかみ取りに挑戦

 日野町津地のひのっこ保育所で、園児らがアユのつかみ取りに挑戦した。園児らは素早く泳ぎ回るアユを夢中になって追いかけ、捕まえると大きな歓声を上げ喜んだ。

 郷土の自然を大切にしてもらおうと同町が企画し、町水産振興連合会などが協力する恒例行事。同町では約30年にわたり、地元の保育園児らがアユ漁解禁前に日野川への稚魚の放流も手伝っている。

 この日は、3~6歳の園児22人が園内のプールに放された15~20センチのアユ約200匹を前に大はしゃぎ。動きの素早いアユに悪戦苦闘しながら手づかみした。食育の一環で、捕まえたアユは、昼食で唐揚げにして食べた。

 松原暖ちゃん(6)は「ぬるぬるしていて捕まえるのが難しかったけれど、10匹とれてうれしかった。またやりたい」と笑顔で話した。

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