「ゴジラ」ブレンド登場 澤井珈琲 市場開拓へ、ドリップバッグ パッケージにポスター画

 コーヒー製造販売の澤井珈琲(コーヒー)(境港市竹内団地)は、「ゴジラ」「キングギドラ」をイメージしたドリップバッグコーヒーを商品化した。ゴジラブレンド3種、キングギドラブレンド1種の計4種あり、パッケージにはそれぞれのブレンドのイメージに合った映画のポスター画などを使用している。

 同社のコーヒーを客室サービスで利用している台湾のホテルがゴジラをシンボルとしていることから、末永く取引が続けばと発想したのがきっかけ。ゴジラシリーズを手がける映画会社・東宝に連絡したところ、日頃職場で商品が愛飲されており、オリジナルコーヒーの商品化を考えていたことがわかり、話がトントン拍子で進んだ。

 ゴジラをテーマにしたブレンド3種はいずれも深いり。濃厚なコクと深い香りが広がる「ゴジラブレンド」のほか、アイスコーヒー向けの「ゴジラブレンド青-blue-」、さらにコク深さを追求した「ゴジラブレンド赤-red-」。

 一方、「キングギドラブレンド」はキングギドラの3本の首にちなみ、ブラジル産・ベトナム産・ガテマラ産の豆をブレンドした。パッケージには「ゴジラVSキングギドラ」のポスター画を使用している。

 同社ではこれまでも鬼太郎やコナンをテーマにしたコーヒーを商品化してきたが、世界的に人気の怪獣キャラクターとの連携で世界市場開拓にも期待を寄せる。澤井幹雄社長は「今年はちょうどゴジラ70周年で、タイミングも良かった。ゴジラが世界へのドアを開けてくれたら」と話している。

 4種とも5パック入り、756円(税込み)。境港のラボショップと東京の3店舗で先行販売中。今後、他の店舗や山陰の各空港のドリップバッグの自動販売機でも販売する。

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