人間力の向上目指す 「とちのき村」自然体験催し 親子で課題に挑戦

 自然体験などを通じて人工知能(AI)時代に必要とされる人間力の向上を目指す「アート&クリエーティブキャンプ2024夏」が13日、香美町小代区新屋の尼崎市立美方高原自然の家「とちのき村」で始まった。15日までの期間中、親子が多様なアクティビティに挑戦し、創造性や問題解決能力などを高める。

 大学教授やアーティストが講師となり、楽しみながら学ぶ「エデュテイメント」を野外教育で展開する試み。県内外から親子7組17人が参加した。

 13日に行われた「ダイバーシティーワークショップ」では、同キャンプを監修する関西学院大の甲斐知彦教授の指導で、ゲームを通じて参加者の名前を互いに覚えたり、力を合わせて課題をクリアするなどした。

 家族4人で参加した鳥取市の会社経営、岸本拓郎さん(45)は「(小中学生の)子どもたちにはデジタルを離れて、いろいろ考える機会になれば」と話していた。(中村宏)

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