岩絵の具 質感作品に 倉吉で会見貫太朗日本画展

 鳥取県出身の日本画家、会見貫太朗さん(29)=京都市=の日本画展が14日、倉吉市宮川町のコミュニティプラザ百花堂で始まった。鉱石を砕いて作った岩絵の具特有の深い色合いと質感が、訪れた人を魅了している。18日まで。

 会場には、3~50号の近作13点を展示。カリンや民芸の器などの静物画や風景画が並んでいる。

 今展で最も大きい作品「新緑」は、岩絵の具で表現した繊細な色合いと画面いっぱいに枝が広がった生命力あふれる構図が目を引く。会見さんは「近くで見ると、宝石を塗っているかのように輝くのも魅力。身近なものをモチーフにしているので、難しく考えずに作品を見てもらえたら」と来場を呼びかけている。

 展示作品は販売も行っている。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事