地域新聞の編集長が持つカメラの先にはALSの女性

闘病家族の時間を映像に、原点はがんになった父との別れ

  •  ALSを患う女性(中央右)とその家族を撮影する吉村大作さん(左)=2024年6月、愛知県
  •  米国へ家族旅行した捷則さん(右)と吉村さん(左)=1993年(提供写真)
  •  捷則さんに読んだ手紙のコピーを持つ吉村さん=2024年6月、新大阪駅
  •  捷則さんへ感謝の思いをつづった手紙の文面のコピー=2024年6月
  •  捷則さんが創刊した「ローカル通信」=2024年7月(提供写真)

 創刊から間もなく半世紀を迎える大阪市鶴見区の地域新聞の編集長吉村大作さん(44)は、ペンではなくカメラを手に取っていた。レンズの先には、体が徐々に動かせなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を...

残り 2661 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事