命の尊さ込めた力作並ぶ 倉吉、移植受けた子どもの作品展

 臓器移植を受けた子どもたちの絵画や習字が、倉吉市のエースパック未来中心のアトリウムで展示されている。命の尊さやドナーへの感謝が込められた力作に、訪れた人が足を止めて見入っている。23日まで。

 移植医療への理解を深めてもらおうと、鳥取県臓器・アイバンク(米子市)がNPO日本移植者協議会から作品提供を受け、県内で巡回展示している。

 会場には、移植者の家族や動物、アニメキャラクターなど、さまざまな絵画18点を展示。作品の下には、作者本人や保護者が日常生活の様子をつづったメッセージも添えられている。

 京都市右京区の会社員、太野垣翔平さん(34)は「命や家族をテーマにした作品が多くて、幼い子どもが描いたと思うと、深く考えさせられる」と話した。

 9月12日から鳥取市役所と県庁、10月3日から南部町法勝寺のキナルなんぶでも展示する。

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