【対馬丸撃沈80年】有事想定、不安抱く生存者

国の避難計画、疎開に重ね

  •  対馬丸事件の犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑「小桜の塔」=22日午後、那覇市
  •  学童疎開船「対馬丸」撃沈から80年の慰霊祭に参列した沖縄県の玉城デニー知事(手前)=22日午前、那覇市
  •  学童疎開船「対馬丸」撃沈事件を生き延びた照屋恒さん=5日、那覇市
  •  学童疎開船「対馬丸」撃沈から80年の慰霊祭で、焼香する対馬丸記念会の高良政勝理事長=22日午前、那覇市
  •  沖縄県・石垣島の石垣港=5月

 那覇港から本土へ退避する学童らが命を落とした疎開船「対馬丸」の撃沈事件は、太平洋戦争で多数の民間人が巻き込まれた沖縄を巡る「悲劇の象徴」とされる。あれから80年。記憶の風化が憂慮される中、政府は有事...

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