日本遺産どう生かす 岩美でフォーラム・麒麟獅子舞フェスタ 観光関係者 名物料理、ガイド育成を

  • 日本遺産の観光活用などについて討議するパネリストら=25日、岩美町浦富の町中央公民館
  • 「とっとり日本遺産フォーラム・麒麟(きりん)獅子舞フェスタ2024」の中ではステージイベントとして、ゲスト出演した和歌山県海南市の「藤白の獅子舞」のほか、鳥取県東部や兵庫県北但西部の1市6町でつくる「麒麟のまち圏域」で活動する麒麟獅子舞保存会17団体の演舞もあった。  藤白の獅子舞は、獅子がすみかの洞穴から春の陽気に誘われて出てきたところを、てんぐに扮(ふん)した猿田彦命(さるたひこのみこと)が人間に危険がないように巻物を使ってあやしながらすみかに帰らせるストーリー。全長約6メートルの獅子を保存会のメンバー5人で操り、まるで獅子が生きているかのような迫力のある演技に、来場者は食い入るように見つめていた。  圏域内の保存会による麒麟獅子舞が披露されたほか、最後には各地の獅子舞がステージ上に集結した。鳥取市河原町袋河原の藤原來明(らいあ)さん(9)は「地域ごとで動きに違いがあって面白かった。藤白の舞は迫力がすごかった」と話した。(西田周平)

 日本遺産認定ストーリー「日本海の風が生んだ絶景と秘境~幸せを呼ぶ霊獣・麒麟(きりん)が舞う大地『因幡・但馬』」を発信する「とっとり日本遺産フォーラム・麒麟獅子舞フェスタ2024」(とっとり日本遺産ネ...

残り 938 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事