「あまりの暑さにレールがゆがむ」放置すれば脱線、大事故…でも人手不足が対策の「壁」に

酷暑が鉄道に及ぼす危機

  •  近鉄南大阪線の線路上で猛暑の中、保線作業をする係員=7月16日、大阪府羽曳野市
  •  猛暑の中、近鉄南大阪線の線路上で保線作業をする係員(写真左)。頻繁に電車が通過する=7月16日、大阪府羽曳野市
  •  山間部を走るJR木次線の列車=7月17日、広島県庄原市
  •  酷暑で東海道新幹線の運行に影響が生じる可能性を知らせるJR東海の投稿
  •  レールの温度を予想するシステムについて説明する鉄道総合技術研究所の浦川文☆(寛の目の右下に「、」)主任研究員=7月16日、東京都国分寺市

 7月16日、大阪府羽曳野市。近畿日本鉄道南大阪線の線路上にヘルメット、作業服姿の男性がいた。古市保線区に勤務する辻幸二さん(46)。酷暑で鉄製のレールがゆがむ「張り出し」がないか、同僚と徒歩で確認し...

残り 2860 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事