琴桜関応援、ふるさと納税PR 倉吉市 秋場所に懸賞旗

 倉吉市は28日、9月8日から東京・両国国技館で開かれる大相撲秋場所に懸賞旗を掲出すると発表した。地元ゆかりの力士を応援するとともに、ふるさと納税の寄付額の約5割を占める首都圏住民へのPRにつなげ、寄付の増額を目指す。

 懸賞旗は縦1・2メートル、横70センチ。赤と白を基調とし、「鳥取県 倉吉市 ふるさと納税」と大きく書かれている。場所中、同市出身の第53代横綱・琴桜を祖父に持つ大関琴桜関(26)=本名鎌谷将且、千葉県出身、佐渡ケ嶽部屋=の取り組みに合わせて掲出する。

 掲出料と制作費など計約110万円の費用はふるさと納税の寄付金を充てる。秋場所で効果を検証し、年明け以降、両国国技館で開催される場所での継続の是非を判断する。

 大相撲の懸賞旗掲出は県内の自治体では初めてで、会場内で配られる取組表にも記載される。広田一恭市長は「相撲人気は高い。多くの方に倉吉を知ってもらうきっかけになる」とPR効果を期待した。

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