16日の「敬老の日」を前に境港市は15日、本年度中に100歳を迎える18人(男性2人、女性16人)へ記念品として市内で栽培された伯州綿を使用した膝掛けを贈り、長寿を祝福した。
この日は伊達憲太郎市長が、11月に100歳を迎える同市幸神町の足立喜美子さん宅を訪問。伊達市長が「100歳おめでとうございます」と記念品を手渡すと、足立さんは「おかげさまで病気もなく元気です。お祝いいただきありがとうございます」と応えた。
足立さんは普段、雑誌を読んだりテレビを見たりと家でゆっくり過ごしているが、2年前まではグラウンドゴルフを20年近く楽しんでいた。長寿の秘訣(ひけつ)について「特に意識していることはないが、ご飯はほんの少しでも3食食べている」と話した。
11月には100歳の誕生日を祝う祝賀会を開き、親族約30人が集まるという。足立さんは「孫がみんな良い子で『おばあちゃん』と呼んでくれる。孫に会うのが一番の楽しみ」と笑顔を見せた。