フィリピンで父殺され、戦後10年逃亡

念願の日本国籍回復も「手遅れだよ」

  •  支援団体から日本国籍回復の通知を受ける羽渕セルヒオさん(右)=2024年9月、フィリピン・ミンダナオ島ジェネラルサントス(共同)
  •  マブハイ集落で支援団体代表と話す羽渕ヒチさん(右)=2024年9月、フィリピン・ミンダナオ島南部ホセアバドサントス(共同)
  • 地図
  •  支援団体代表のあいさつを受ける羽渕セルヒオさん(左)=2024年9月、フィリピン・ミンダナオ島ジェネラルサントス(共同)
  •  支援団体から受け取った電灯で照らしてもらい本を読む少女=2024年9月、フィリピン・ミンダナオ島南部ホセアバドサントスのマブハイ集落(共同)

 太平洋戦争で日本軍に占領され、約110万人の市民が犠牲になったフィリピン。反日世論の中、日本人の父を殺され、南部ミンダナオ島の山奥で一家虐殺の恐怖におびえながら戦後を生き延びた羽渕セルヒオさん(85...

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