潮風さわやか 雄大な自然400人満喫 山陰海岸ジオウオーク in 因幡・但馬2024

 山陰海岸ジオパークを巡る「山陰海岸ジオウオークin因幡・但馬2024」(実行委主催、新日本海新聞社共催、鳥取信用金庫特別協賛)が5日、鳥取市浜坂のアイエム電子鳥取砂丘こどもの国と、兵庫県新温泉町居組の居組コミュニティセンターをスタートする2コースで行われた。両コースに参加した約400人は、秋晴れの下、さわやかな潮風を受けながら日本海の雄大な景色を楽しんだ。

 山陰海岸ジオパークは、2022年に2年間の条件付きによる再認定を受けていたが、今年9月にベトナムで開催された第9回ユネスコ世界ジオパーク・カウンシルで28年までの再認定が決まった。同ウオークは、居組-鳥取県岩美町陸上までの5キロコースと、鳥取砂丘こどもの国-同町浦富の20キロコースでそれぞれゴールを目指した。

 この日は前日までの荒天から一転、青空が広がる絶好のウオーキング日和となった。参加者らはリアス海岸や鳥取砂丘など風光明媚(めいび)な景観を満喫しながら足取り軽く行進。家族や親戚含めて計10人で参加したという大阪府豊中市の会社員、小林良久さん(43)は「山陰海岸ジオパークを初めて知った。景色が良くて気持ちいい。いいところだ」と満足そうに笑った。

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