宇宙体験に夢中 フェスに小学生親子150組 ルナテラス

 鳥取市浜坂の鳥取大乾燥地研究センター敷地内にある鳥取砂丘月面実証フィールド「ルナテラス」で5日、県内の小学生親子を対象に宇宙体験フェスが行われた。普段は立ち入ることのできない実験場で、月面探査機「ローバー」の操縦体験など三つのアクティビティーを楽しんだ。

 鳥取県が育成に力を入れる宇宙産業について知ってもらおうと、県産業未来創造課が主催。約150組の親子が参加した。

 ペットボトルロケットの打ち上げ体験では、ペットボトルに紙で作った翼などを取り付け、ペンで模様を描いてオリジナルのロケットを完成させた。空気入れでロケット内に空気を送り込み「3、2、1」の合図でボタンを押すと勢いよくロケットが発射した。

 明徳小1年の松嶋岳さん(7)は「(ペットボトルに入れる)水を少なくした方が飛ぶ」と発見した様子。兄で同小4年の大馳さん(10)は「発射した後どこまで飛ぶのか分からないのが面白い。水しぶきが上がる瞬間も楽しかった」と目を輝かせていた。

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