高齢者を中心としたスポーツ、文化、健康と福祉の総合祭典、第36回全国健康福祉祭とっとり大会「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」が19日、開幕した。鳥取県では初開催。総合開会式が鳥取市布勢のヤマタスポーツパーク体育館(鳥取県民体育館)で行われた。
「咲かせよう 砂丘に長寿と笑みの花」をテーマに22日までの会期中、県内全19市町村でスポーツや文化種目など計29種目の交流大会を実施。各地域の伝統文化などの展示、実演や交流イベント、最新の健康・福祉機器の展示会なども開かれる。
県によると、参加予定選手の最高齢は、京都市代表として囲碁に出場する97歳の女性。
ねんりんピックは、主に60歳以上の高齢者を中心とする国民の健康保持・増進、社会参加、生きがいの高揚等を図り、ふれあいと活力ある長寿社会の形成に寄与するため、1988(昭和63)年から毎年開催されている。
総合開会式は屋外のヤマタスポーツパーク陸上競技場で当初実施予定だったが、荒天の影響で会場を変更した。これに伴い、一般観覧を取りやめるなど式典内容を一部簡素化した。