米大統領選でのトランプ氏圧勝を受け、鳥取県内の産業界が「米国第一主義」を掲げ保護主義的な色合いを強めるとみられるトランプ氏の動きを注意深く見守る一方、金融や証券の関係者は「当面の不確定要素が無くなった」として影響は限定的とする声が上がっている。
重機や多用途の4輪車などを手がける国内メーカーに金属部品を供給する、菊水フォージング(米子市夜見町)の森脇孝社長は「取引先にもメキシコに工場を持つ企業もあるが、詳細は分からず、今のところどのような影響があるかは不透明。話を聞いていきたい」と状況を注視する。