2024年度鳥取県総合文化祭「第52回鳥取県高等学校演劇発表会」が、鳥取市吉方温泉3丁目の市文化ホールで開かれ、県内8校の生徒が演技力を競った。審査の結果、米子と米子東の2校が最優秀校に選ばれ、12月21、22の両日に島根県民会館大ホールで開かれる中国地区高校演劇発表会の出場が決まった。
最優秀校の米子は「地方と呼ばれる故郷があって」を演題に、米子市の変遷とその時代の人々の生活をオムニバス形式で演じた。米子東は「父と暮らせば」を演題に、戦後3年後の広島を舞台に、被爆し困難の中でも恋愛する娘と、その娘を見守る父とのやりとりから被爆者の声を表現した。
優秀校は、「冬が終わる」を演題に恋愛劇を繰り広げた鳥取敬愛や鳥取東、八頭、境、倉吉東、倉吉西の6校。(板倉秀虎)