トスクがなくなったまち~買い物環境のいま~(下) 〝台所〟再生 存在感増す後継店 持続的な運営に課題

  • 昨年9月にオープンしたエスマートわかさ店。外壁には若桜町のモチーフが施されている=若桜町若桜

 若桜、智頭両町では、県東中部と岡山県でスーパーを展開するエスマート(本部・鳥取市湖山町北3丁目)が旧トスク店舗で営業を開始し、約1年が経過する。八頭町の丹比地区にはトスク丹比店の跡地に同社との連携で生鮮品も扱うコンビニエンスストアが11月にオープン。各店とも地域で日々存在感を増すが、人口減が進む中山間地での持続的な運営は大きな課題だ。

 昨年11月、若桜町のトスク跡地にエスマートわかさ店、12月にはエスマートちづ店が開店した。若桜町小船の中嶋加代子さん(74)は「一時はもうスーパーができないんじゃないかと不安だった。エスマートができて助かった」と喜ぶ。

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