JR鳥取駅前に設置されている花時計で20日、花の植え替え作業が行われた。赤と白色のハボタン計1000株で、カニをイメージしたデザインに模様替えされ、鳥取の冬を感じさせる花壇となった。
季節ごとの植え替えは2003年から始まった。鳥取市から委託を受けて花時計を管理する市公園・スポーツ施設協会が毎年、市内の小学校からデザイン案を募集している。
今回は、津ノ井小3年の河津葵さんがデザインを考案。同協会の委託を受けた市内の造園業者2人が、約3時間かけて直径6メートルの花壇に1株ずつ丁寧に植えた。
通りかかった同市内在住の70代女性は「鮮やかなカニで鳥取らしくてかわいい。立ち止まって見てしまう」と話した。