バスケットボールの全国高校選手権最終日は29日、東京体育館で男子決勝が行われ、鳥取県勢の鳥取城北は福岡大大濠に57―77で敗れ、県勢過去最高成績の準優勝に輝いた。これまでの2回戦進出(2023年度鳥取城北など)を大きく上回った。福岡大大濠は3大会ぶり4度目の優勝を果たした。
▽男子決勝
福岡大大濠 77(18―17)57 鳥取城北
(26―17)
(21―9)
(12―14)
【評】鳥取城北は守備の乱れから流れを失った。立ち上がりに先行されたが、アズカ、豊村のシュートで追い上げた。第2クオーターには新谷のシュートで一時逆転したが、3点シュートを立て続けに決められ、10点差で折り返した。第3クオーターは相手の3点シュートなど外からの攻撃への対応が乱れて失点を重ねた。第4クオーターは相手のファウルを誘って新谷がフリースローを決めるなど点差を詰めたが、及ばなかった。