トランプ米大統領が、極端に攻撃的な言動をとるに至った裏には元々、「私の言うことに100%従え」と言い放つ師匠がいた…。
映画「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」(アリ・アッバシ監督、全国公開中)は、野心家ながら、まだ繊細なドナルド青年(セバスチャン・スタン)が、1970年代前半~80年代、変貌していく様を描く伝記映画です。
20代のドナルド青年は、家業である不動産ビジネスの窮地で出会った悪名高き弁護士ロイ・コーン(ジェレミー・ストロング)から、欲と容姿を見込まれ“弟子”となります。
師匠から三つのルールをたたき込まれ、悪辣な手口も間近で吸収。ビジネスで成り上がると、世話になった師匠をも袖にする。三つのルールは、今もトランプ米大統領の行動原理なのだと腑に落ちる。
憑依したような俳優2人の演技に引き込まれ、暴走に振り回される2時間。米国では昨年の大統領選約1カ月前に公開にこぎ着けた今作、どんな経緯で出来上がり、監督や俳優は何を語っているのでしょう? YouTube「うるおうリコメンド」(略称うるりこ)で、記者さんたちと話していますので、ぜひご覧ください。<ラジオDJ・モデル>
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