愛らしい粘土人形に笑顔 道の駅かわはらで山根さん展、31日まで

 

 粘土人形作家の山根のりこさん(75)=鳥取市湖山町北3丁目=の作品展「うふふ展-山根のりこの世界-」が、同市河原町高福の道の駅清流茶屋かわはらで開かれている。新年の干支(えと)にちなんだヘビなどをモチーフにした愛らしい作品が約80点並び、来場者を和ませている。31日まで。

 山根さんはもともと布で人形を作っていたが、40年以上前から粘土を使った人形作りを始めた。現在は、同市内の公民館に出向いたり個人教室を開いたりしている。

 会場には七福神や動物などをモチーフにした作品を展示。手作りの衣装や小物をまとった人形もあり、こだわりや遊び心が感じられる。石塑や樹脂などさまざまな種類の粘土を用いており、質感の違いも楽しめる。

 山根さんは「作品を見た人に『うふふ』と笑ってもらったり、他の人との会話が生まれたりすればうれしい」と話している。

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