東京・上野公園の国立科学博物館で開催される特別展「古代DNA 日本人のきた道」(3月15日~6月15日)の報道発表会が開かれ、音声ガイドナビゲーターを務めるタレントの井上咲楽が登場した。展覧会を監修した同館の篠田謙一館長、国立歴史民俗博物館の藤尾慎一郎名誉教授に自身の眉毛について珍質問をぶつけた。
井上は「眉毛が豆苗のようなスピードで伸びる。DNAを調べるとその原因が分かるのでしょうか?」と尋ねた。篠田館長は「なかなか難しい質問です」と苦笑し、「おそらくDNAで決まっているのですが、髪の毛や眉毛が伸びるスピードが何で決まっているのか本当のところは分からない」と回答した。
料理好きの井上は「古代の人々は料理をしていたのですか?」と質問。藤尾名誉教授が「すりつぶしたドングリや貝を煮たシチューのようなものを食べていたと分かっています。縄文人もよく焦がし、土器の内側にお焦げが付いていた」と解説すると、「わぁ、お焦げ!」と大喜び。「土鍋でご飯を炊くとお焦げがおいしい。古代人と『お焦げ、いいよね』と話してみたい」と目を輝かせた。