広瀬すず、難役挑戦で体力消耗 映画「ゆきてかへらぬ」舞台あいさつ

  •  舞台あいさつに出席した広瀬すず=東京都港区
  •  舞台あいさつに出席した(左から)根岸吉太郎監督、木戸大聖、広瀬すず、岡田将生=東京都港区

 映画「ゆきてかへらぬ」(2月21日公開)の完成披露舞台あいさつが東京都内で行われ、俳優の広瀬すず、木戸大聖、岡田将生が出席した。

 作品は大正から昭和初期を舞台に実在した文化人3人の壮絶な愛と青春を描く。広瀬が駆け出しの俳優長谷川泰子、木戸が詩人中原中也、岡田が文芸評論家小林秀雄を演じた。

 広瀬が黒い着物姿で現れると、美しさに観客から歓声と拍手が湧いた。「(人物の)関係性がすごく激しいんですね。体力のいる役でもう疲れました」と撮影を笑顔で振り返り「毎日何かを削りながら生きているような役でしたが、一周回って、潔く気持ちがいい役だった」と話した。

 木戸は「今も支持されている中也を演じるのはプレッシャーがありました。ローラースケートのシーンは(苦労があったが)最終的にはいいものに仕上がった」と胸を張った。

 岡田が演じる上で重視したのは色気。「小林は文章からも色気があふれていた。ワンカットでも出てくれたらいいなと思いながら、結局こつをつかむことはできなかったな」と明かすと、広瀬と木戸が「(色気)あったよ!」と即答。岡田が「言わされていないか」と心配し、笑いを誘った。

 他に根岸吉太郎監督も登壇し...

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