活躍たたえ賞状など贈呈 鳥取県文化功労賞・文化奨励賞表彰式

 本年度の鳥取県文化功労賞の受賞者2人と県文化奨励賞の受賞者2人の表彰式が10日、知事公邸で開かれた。各分野で文化振興に貢献した活躍をたたえ、平井伸治知事が賞状などを贈呈した。

 優れた文化芸術活動で文化振興に功績のあった人を表彰する文化功労賞に文芸・短歌の北尾勲さん(83)=鳥取市、書道の森田尾山さん(83)=米子市=が輝いた。県ゆかりの若手文化人を表彰する文化奨励賞には工芸の浅井康宏さん(41)=鳥取市出身、音楽の井田勝大さん(43)=日吉津村出身=が選ばれた。

 表彰式で平井知事は「この先も永遠に残るような作品を生み出してくれたことに感謝している」と称賛。北尾さんは「短歌は“いとしい”という思いを持ち続けることが大切。これからも子どもたちや短歌愛好者の方々に伝えていきたい」と決意し、森田さんは「皆さんと一緒に活動してきた成果。今後も書道の魅力を生かした文化の掘り下げ、町の活性化を目指したい」と意欲を語った。

 受賞者の功績を紹介する記念巡回展は県内3会場で開催する。日程は、倉吉博物館(28日~3月5日)▽米子コンベンションセンター(3月8~12日)▽鳥取市文化センター(3月15~19日)。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事