鳥取マラソン2025(鳥取市、鳥取県、鳥取陸上競技協会、新日本海新聞社主催)は16日、鳥取市の鳥取砂丘オアシス広場「海潮音の森」付近からヤマタスポーツパーク陸上競技場までの42・195キロで行われる。3369人がエントリーし、ゲストランナーとして「ミスター駅伝」岡本直己(中国電力)が参戦。登録男子は小田俊平(コマネチRC)や斎藤拓也(日税ビジネス)ら実力者がひしめく。女子は昨年トップでゴールした林ひかる(鳥取)らの混戦が予想される。
前半に風光明媚(めいび)な観光地を回り、終盤に厳しい坂道が待ち受けるタフなコース設定。中盤までペースを着実に刻み、ラストスパートの余力を残したい。
全日本実業団対抗駅伝などで活躍した岡本は1月末で現役生活に終止符を打ってから初のレースとなる。ゲストランナーのため順位の対象にはならないが「走るからには勝ちたい」と現役さながらの力走が期待される。
参加者のうち記録トップの小田は駅伝強豪の青山学院大の出身。昨年の静岡マラソンは自己ベストの2時間15分36秒で優勝を果たした。2時間16分10秒で斎藤が続く。
女子は前回優勝の林が今回も一般でエントリーした。登録女子トップの2時間45分16秒の記録を持ち、昨年の防府読売マラソン大会7位の小柳美王(大阪)らと激しい争いを繰り広げる。