今にも飛び出しそう 倉吉の河本さん 紙粘土教室の作品展

 30年近くにわたって紙粘土細工を手がける河本香さん(69)=倉吉市山根=と河本さんが主宰する教室の生徒による作品展が、同市住吉町の市文化活動センターリフレプラザ倉吉で開かれている。淡い色を基調とした優しさ漂う立体的な造形が、来場者を魅了している。29日まで。

 会場には、映画や舞台のワンシーンを再現した絵画のような作品やドライフラワーと見間違うほど精巧に再現したアジサイ、河本さんが大ファンという大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬)の現役時代を模した造形など、今にも飛び出してきそうな立体的な作品約60点が並ぶ。

 いずれも成形、乾燥、磨き、着色に2カ月以上かけて作り込まれた大作。河本さんは「紙粘土細工の認知度はまだ低い。さまざまな表現が可能な紙粘土の世界に親しんでほしい」と来場を呼びかけている。

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